ひかり電話の落とし穴について

諸事情により事務所を移転する予定です。ネット回線もこの機会にフレッツ光マンションタイプからNURO光に変更しようと思いますが、そうすると、現在使っているひかり電話の番号が変更になってしまいます。これはひかり電話契約時にあまり認識していなかったのですが、いったんひかり電話を契約すると、同じ番号で通常の固定電話に切り替えることはできません。つまり、フレッツを解約すると電話番号を変えざるを得ないわけです。固定電話料金なんてたいしたことないのに節約しようと思ってひかり電話にしてしまってちょっと後悔しています。

とは言え、固定電話でコミュニケーションする相手は特許庁と電話営業の業者くらいしかないので、引越しのタイミングで通常の固定電話に切り替える予定です。

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事務用の椅子としてゲーミングチェアーは全然OK

事務用の椅子としてはオカムラのバロンを使ってきました。15万円くらいする高い椅子ですが、椅子はケチらない方が良いと言われたので。しかし、さすがに15年使うと座面がへたってきたり、肘掛のプラスチック部が剥がれてきたりで、そろそろ限界となってきました。修理すると5万円くらいかかります。また、ランバーサポートと腰当てのパーツがあるのですが、これが構造設計的に問題があるようで一番細い部分で2回続けて割れました。これも買うと1万円くらいします。修理代で新しい椅子が買えてしまうので、この機会に、ゲーミングチェアーを買ってみました。

ゲーミングチェアーのメーカーというとAKRacing、DXRacer、GTracingあたりです。この中で一番安いGTracingでも十分使えるというレビューもあったので買ってみました。Amazonで20,000円以下です。

自分で組み立てる必要があります。説明書には2人でと書いてありましたが、男性なら1人でも大丈夫です。1人だと座面を脚部に嵌めるのが大変と書いてある記事がありましたが(座面を抱えると脚部との結合部が見えないため)、座面を横にして脚部を嵌めてから全体を起こすようにすれば簡単です。

実際、使ってみると、ほどよい硬さとホールド感でなかなかナイスです。ビニールレザーの肌触りも冷房がガンガン効いたオフィスであれば全然問題ありません。オットマンが内蔵されているのが何気に便利でオットマンを出してフルリクライニングすると数分間仮眠するのに最適です(ソファで寝ると爆睡してしまうので)。

ということで、ゲーミングチェアはオフィスの作業用椅子としてはコスパ最高です。人にもよると思いますが、オカムラのバロン/コンテッサやアーロンチェアのようなメッシュタイプの椅子より座りやすくて疲れないと思います。

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特許料支払期限通知サービスのパスワードについて

特許庁が提供する特許(登録)料支払期限通知サービス、無料ですし、特許庁の登録データに基づいているので入力ミスが発生しないですし、万一の際の所内管理のバックアップにもなりますので利用しています。1IDあたり最大50件しか登録できないので複数IDを切り替えて使っています。先日、その複数IDのうちの1つだけが「IDまたはパスワードが不正です」というメッセージが出てログイン不可になりました。パスワードをリセットしても同じです。

まさか、同一IP(または同一ブラウザ)から複数IDを使うユーザーをブロックしているのかと、特許庁に問い合わせましたが、そんなことはしていないとのことです(ですよねー)。

パスワードを(たぶん3回)連続で間違えると、IDがロック状態になり、正しいパスワードを入れても、パスワードをリセットしてもログインできない状態になるとの仕様とのことです。2時間ほど待ってリトライして下さいと言われたのでそうしたら問題なくログインできました。IDがロック状態になっても特にその旨のメッセージは出ず、普通にパスワードを間違えた時と同じメッセージが表示されるという仕様のようです。ちょっとわかりにくいです。そもそも、パスワードリセットしてもIDがロックされぱなしというのはどうなんでしょうかね?

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商標の分割出願における親出願の「同時」補正の要件について

特許の拒絶査定不服審判において補正を行う時(通常行うと思いますが)は、審判請求と補正は同時に行わなければなりません(17条の2第1項4号)。インターネット出願の場合、この「同時」とは、送信フォルダーで審判請求書と手続補正書の両方を選択して、1回の操作で送信することを意味します(参照:拒絶査定不服審判Q&A)。こうやらないで2回の操作で送信してしまうともはや「同時」ではないので、補正が却下されてしまいます。補正したい場合には、審判請求を取り下げて(手数料の返還なし)、手続をやり直すしかありません。ちょっと厳しい運用で気を遣うところです。ミスした人もいるのではないでしょうか?

さて、本題ですが、商標の分割出願においても、「子出願に係る指定商品・指定役務が、子出願と同時に手続補正書によって親出願から削除されていること」という要件があります。この「同時」も上記の審判請求と同様に厳格に解釈されるのかと、特許庁に聞いてみましたが、同様に「子出願の願書と親出願の手続補正書を同時に選択し、一度のオンライン出願操作で送付することを想定しております」とのことでした。

といういことで、注意が必要かと思います。これ、いかにもミスしてしまいそうですが、特許庁サイトのどこかに書いてあるのでしょうか?

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旧マドプロの英国国内商標の更新について

こんな封筒の航空便が届きました。今まで見たことがないデザインなのと、Intellectual Property Officeという識別性を欠く名称なので、公的機関を語って商標や特許の更新料をだまし取るよくある詐欺かと一瞬思いましたが、英国知的財産庁からの正式な通知でした(封筒のどこかにUKと書いておいて欲しいです)。

内容は英国国内商標登録の更新期日のお知らせでした。BREXIT前に、マドプロでEUを指定して登録されていた商標は、BREXITに伴い、自動的(かつ無料で)英国国内商標に変換されましたが、その時点でマドプロ国際登録との関係は切れましたので、更新はマドプロとは別に行う必要があります。その期日の通知です。

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