マドプロ国際登録のメールアドレス登録について

先日マドプロ国際登録の10年ごとの更新手続を行なったところ、更新の受領書がIB代理人である私のところではなく、出願人のところに届いてしまいました。WIPO日本事務局に連絡したところ、国際登録に私のメアドが紐付いていないのが原因であろうとのことです。

Madird Monitorで当該国際登録を確認すると、確かにメアドが登録されていないというメッセージが表示されました。メアド登録用のリンクがあるので、そこから自分のメアドを登録すれば問題解決です。おそらく、COVID-19により郵送での連絡がすべてメール連絡に切り替わったことと関係していると思われます。しかし、出願時のMM2を見ると、自分のメアドはちゃんと書いてあります。この記載を使ってWIPO側で登録しておいてくれてもいいのにと思いました。この機会に自分が代理人になっている国際登録を全部調べましたが、大昔のものはメアドが登録されていなかったので全部登録して完了です。

なお、メアド登録はWIPOのウェブサイトから行なえばよいのですが、同じ場所から、WIPOに提出できる書類はすべて送付可能です。つまり、今までWIPOに直接郵送できた書類(MM2以外)は、全部ウェブから送付できるようになっています。わざわざMM11をEMSで郵送して無駄なことをしてしまいました(このあたり、特許庁のウェブサイトの記載が微妙にアップデートされてないです)。

カテゴリー: 商標, 知財 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です