【速報】アップルとグーグルが和解..しかしスマホ特許戦争がこれで終ったわけではない

時事ドットコムに「アップルとグーグルが和解=スマホ特許訴訟が終結-米」なんて記事が載ってます。他にもいろんな媒体に同様の記事が載っています。

事実関係としては、1) アップルとグーグル(実際にはその子会社のモトローラ・モビリティ)間の約20件の訴訟を相互に取下げる、2) 特許のクロスライセンスについては合意に至っていない、3) 両社は今後特許制度の改革に向けて協力していくということです。

しかし、アップルとサムスンの間の訴訟の話は今回は関係ないので、これで「スマホ特許戦争」が終わったわけではありません。なお、他にもグーグル対マイクロソフト(ノキア)の訴訟も残っていますが、こちらは今回同様和解になる可能性大と思います。

グーグル的には、アップルに対抗できる協力な特許権目当てでモトローラを高値つかみして目論見がはずれたという感じでしょうが、これはサンクコストですので、これ以上訴訟を続ける動機にはなりません。

また、アップルとしても、グーグル(モトローラ)に対しては(サムスンの場合とは異なり)今までのところ大きなダメージを与えられていません。さらに、モトローラの携帯事業がレノボに移ってしまうので、仮に差止めを勝ち取れたとしてもグーグルに直接的ダメージを与えられるわけではありません。

ということで、これ以上訴訟を続けないというのは賢明な選択肢と言えるでしょう。

アップル-サムスンの訴訟については、少なくとも現在進行中のカリフォルニア地裁での訴訟は主に過去の販売行為に対する賠償の話なのであまり影響がないと思います。これから先、販売差止めや禁輸等の話が出てくるとちょっと関係する(アップルが消極的になる)かもしれません。

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