新J-PlatPatの審判情報検索に意外な価値

新J-PlatPat性能問題が厳しい状況になっていますが、いろいろ便利になったのは確かです。特に、審判情報がリアルタイムで検索可能になったのはうれしい限りです。

さて、先日、自分が代理した商標登録に異議申立が請求されました。番号通知が来て副本の送達を待っていたのですが、この段階でJ-PlatPatで、当該登録の審判情報を検索したところ、異議申立の請求人だけはわかりました(審判官指定通知の宛先を見ればわかります)。請求の理由等はわかりませんが、誰が請求しているかわかっただけでも、その後の方針決定に役立つので助かりました。


異議申立の場合、権利者側は少なくとも最初のうちはあまりできることはないですが、類似先登録に基づく異議申立だったりすると、事業で使用する商標の変更等も検討しなければならなくなるため、早めに状況を知れるに越したことはありません。

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