書くの忘れてました。定例記事です。
1位.加護亜依商標登録問題がどうなったのか気になったので調べてみた
能年玲奈→「のん」の芸名問題に便乗wして、加護亜依が商標登録された問題について調べてみました。新事務所が不使用取消審判を請求したことで「歌唱の上演」等の芸能活動に本質的な役務について取消に成功しています(旧事務所側が取消訴訟を行ないましたが請求却下)。加護亜依さん側には朗報でしたが、芸名を商標登録することで芸能活動をコントロールできるのかという私の疑問は解決されないままでしたね。
小保方氏を発明者の一人とする多能性細胞作成方法に関する特許の米国移行に米国特許庁が拒絶理由(Non-Final Rejection)を通知したという話です。どちらかというとこちらが1位になってほしかったですね。発明としての実現性がないのは確実なので当然ですが、米国特許庁の審査がザルでなくてよかったです。
任天堂によるポケモンGoの商標登録出願に拒絶理由通知が出ていたことが日本での展開が遅くなった理由ではないかというネットで見られる推測に対する反論です。拒絶理由通知は、過去のポケモン関連出願は共同出願だったのが今回だけなぜか任天堂の単独出願になっていたことで、自分の既登録と類似と判断されてしまったことによります。補正すれば済む話なのでまったくたいした問題ではありません。
「ワンダーコア」が意匠登録された記事は6月に書いていたのですが、実用新案も登録されていましたという話です。「戦略」というほどおおげさではないですが。ショップジャパンの商品にはショップジャパン社が企画・開発したものもありますが、ワンダーコア関係は台湾で企画・開発したものをライセンスを受けて販売しているという関係のようですね。
5位.ポケモンGo Plusデバイスの立体商標をグーグルが出願
発売が予定されているポケモンGo用「ウエアラブル」ポケモンGo Plusの形状そのものの立体商標の登録出願がの出願人が任天堂ではなく、グーグルになっていた件の分析です。米国で2014年のエイプリルフール企画「Google Mapポケモンチャレンジ」で使用したアイコンと類似なので、まずはグーグルに出願したもらったと推測されます。権利化後はたぶん任天堂に譲渡される手はずになっているのだと思います。