通常、外内案件は海外側の信頼できる(信頼できる人に紹介してもらった)代理人経由で行なっていますが、先日、海外の個人出願人から直接依頼があって「あなたが真正の弁理士であることはどうやって証明できるのか?政府サイトで検索できるか?米国ではPatent AttorneyをUSPTOサイトで検索できるけど」と聞かれてしまいました(メールでやり取りするだけで結構な金額が動きますので不安感を持つのはわかります)。
弁理士ナビ(英語版)というのはすぐに思いつきますが、弁理士ナビのドメインはbenrishi-navi.comなので外国人にとっては政府系サイトには見えないでしょうね(サイトデザインも外国人には政府系サイトに見えないでしょう)。ついでに言うとサーチ結果に直リンも貼れないですし、検索窓でフルネームを入れると検索できないようなので(苗字で検索した後に絞り込みしないといけないみたいです)ちょっと不便です。
自分が代理した登録案件を見せればよいかもと思いましたが、J-PlatPatの英語版では代理人の事項が英語になってないですし、登録証には代理人の記載がないので無理ということがわかりました。
長期的に仕事をしてきて信頼関係を築いている海外事務所に連絡して身元保証してもらう手もありますが、ある意味、その海外事務所をバイパスした案件になるわけなのでちょっと気が引けます。
PATENTSCOPEでPCTの代理をしているエントリーでも見せるしかないかもしれません(厳密に言えば弁理士であることの証明にはなりませんが)。