【実務者向け】中国に特許出願する際の言語について

中国に特許出願する際には、当然ながら、中国語で明細書を作成する必要があります。日本や米国等と異なり、翻訳文の後出しはできませんので、優先権等の期日がある場合には翻訳期間を見込んで余裕を持って進める必要があります。

日本語の明細書を中国語の明細書に翻訳する場合には、日中翻訳する方法に加えて、日英翻訳してから英中翻訳する方法があります。英語と中国語は文法的に近いので正確な翻訳が期待できます(もちろん、こちらで日英翻訳の品質を確認できるという前提です)。また、日中翻訳者よりも、英中翻訳者の方が数が多いので、料金や納期的にも有利なようです。

さらに、中間処理で、中国語明細書に補正が入った時でも、現地代理人に「英語で言えばこういう風に直した」と教えてもらえれば、元の明細書との対応付けがしやすいです(中国代理人が日本語を知ってる、あるいは、こちらが中国語を知ってる場合は別ですが、英語が共通言語というケースが多いです)。

中国語翻訳文しか必要ない場合に、わざわざ日英翻訳→英中翻訳のステップを踏むのは無駄ですが、どちらにしろ米国出願等で英語翻訳文が必要な場合には、スケジュールを調整して先に日英翻訳をすませてから英中翻訳を行なうのが好ましいと思います。

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