マウスパッドから無線給電できるマウスの特許について

自分は、マウスは有線派です。ワイヤレスで充電式だとどうしても電池の分だけ重くなりますし、いざという時に電池切れなんてケースもあり得るので、できるだけシンプルにして余計なトラブルを避けたいと思っています。

しかし、昨日「サンワダイレクト、マウスパッドから無線で電力を供給するワイヤレスマウス」という記事を見て、これは結構いいかなと思いました。新製品かと思ったら数年前からある製品なんですね。マウスは通常はマウスパッドの上に載っているわけなのでそこから無線給電するのであれば充電池はいらない(キャパシターがあれば十分)というわけです。ナイスアイデアです。

ひょっとして特許になってないかと思って簡単に調べてみると、日本では、2002年に個人の人が同様のアイデアを出願しています(特開2003-216330)。この出願は、その後、審査請求未請求により取り下げになっています。

米国ですとIntelの特許(US7180503)が2001年に出願されており、2007年に登録されています。これは日本には出願されていないようです。

ということで、けっこう同案多数でした。たぶん、日本では自由に実施できるが、米国ではインテルの特許のライセンスがひょっとすると必要という感じじゃないかと思います(インテル特許をうまく回避できる方法があるかもしれないので定かではないですが)。

カテゴリー: ガジェット, 特許 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です