おもしろ登録商標NAVERまとめと特許電子図書館の固定リンクについて

NAVERまとめに「『女子高生』は、伊藤ハムの商標です」なんてエントリーが載っています(正確には「伊藤ハムの登録商標です」と言うべきと思いますが)。エントリー自体は2012年のものなんですが、なぜかさっきtwitterのTLに流れてきたので知りました。

普通名称から成る商標、商品の特性等を記述しただけの商標、商品の質の誤認混同を招く商標等々は登録されませんが、これはあくまでも指定商品(その商標をどのような商品に対して使うか)によって決まります。「女子高生」という商標を学生服を指定商品として出願するとたぶん拒絶になるでしょうが、伊藤ハムは、弁当やぎょうざ等の食品を指定商品にしているので無事登録されています(商品名として良い名称なのかというのはまた別の話ですが)。

さてこのエントリー、詳細はIPDL(特許電子図書館)の公報情報を見てくださいということでリンクが張ってあるのですが、そのリンクをクリックしても「ただ今サーバが混み合っています。しばらくしてから接続して下さい」等のエラーメッセージが出ます。このエラーメッセージは間違いで、しばらくしてから接続してもつながることはありません。情報を見るためには、IPDLのトップページに行って、商標検索→商標出願・登録情報とメニューをたどって改めてキーワード検索するしかありません。

これは、おそらく、ダム端末ベースのレガシー・システムにWebのフロントエンドを後付けで付けたためだと思います。Webから検索要求があるとその都度セッションごとにテンポラリーのファイルを作って、そこにレガシー・システムの検索結果を置いて、動的にURLを割り当てて、ブラウザで表示する設計だと思います。つまり、セッションを張っている本人以外の人はそのURLをクリックしてもエラーになります。

おそらく、NAVERまとめの作者も自分でリンクをチェックして動作することを確認していると思いますが、それは当人だけの話なのです。そして、セッションがタイムアウトになるとテンポラリーファイルは消去されるので検索した本人も改めて検索をやり直さない限り見られなくなります。

Webの世界ではWebページとして見れているのならばそこにリンクを張って参照できるのが当然と考えられていると思いますが、IPDLはそうはなっていないのです。

この問題は多くの人が不満を持って改善を要求しているのですが(たとえば、このtogetter)、特許庁のシステム更改が頓挫してしまった以上、そう簡単には改善されないのではないかと思われます。

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