スウェーデンの音楽産業と海賊党について

ちょっと古いトピックですが、「著作権法の改革目指す“海賊党”、欧州議会で議席獲得」なんてニュースがありました。もちろん、一議席の少数派政党のひとつに過ぎませんし、彼らが主張する「ファイル交換の自由化、欧州域内での特許制度の廃止、著作権法改革、コンピュータファイル複製防止技術の禁止」などという「政策」がそう簡単に実現されるとは思えませんが、(小倉先生のたとえによれば)共産党に相当する発言力を確保できたのは注目に値するでしょう。

ところで、スウェーデンの音楽産業の状況については私はよく知りませんでした。知ってるのはせいぜいABBAとカーディガンズくらいです。あとは、コマーシャリズムに乗りにくいジャズ盤を出すレーベルが昔からいくつかあるのも知っています。実は、私も始めて知りましたが、「スウェーデンの最大の外貨収入源は音楽産業」なのだそうです(ソース)。

この音楽産業の発展と海賊党の台頭(さらには、これに微妙に関連した動きであるP2PのトラッカーサイトPirates Bayの普及)との関係の分析はなかなか難しいところです。

「ある程度はコンテンツを自由に交換できる土壌があった方が音楽産業は発展する」と見ることもできますし、「多くの国民が不満を覚えるほど厳しい著作権管理があってこそ音楽産業が発展する」と見ることもできるでしょう。この件についてはもう少し調べてみようと思います。事情通の方(特に現地在住の方)の情報提供歓迎します。

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2 Responses to スウェーデンの音楽産業と海賊党について

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