昨日の記事を書いて急に思い出したので、知財業界でのピンチかどうかわからないのですが、書いておきます。詳細はわからないようにぼかして(あるいはちょっと変えて)書いてます。
ある個人からちょっと複雑な商標出願の相談が来たので、出願の方法をアドバイスしました。最終的に出願することになったので、見積書を出して欲しいと言われ、相談料の分も含めて金額を出したら、音沙汰がなくなりました。(特に個人相手の場合)相談だけしてそこでおしまいというパターンはある程度想定していますので特に気にもしていませんでしたが、ふとしたことでその個人が代理人なしでその商標を出願していることに気が付きました。ちょっとムカつきましたが、たいした金額でもないのでクレームするまでもなく放っておきました。
その出願ですが、素人が見よう見まねでやっただけあって微妙な瑕疵があり、どうなるのかとたまに審査経過を見ていました(気にしてるやん)が、案の定、拒絶理由通知を受けて、そのタイミングで別の弁理士先生を中途委任してましたが、結局拒絶になってしまってました(商標の場合、出願時点で瑕疵があると、後は指定商品の削除くらいしかできることはないのでしょうがないです)。最初から自分に任せてれば何の問題もなかったのにと思いました。ピンチというよりはメシウマの話でしたね。