被災地支援募金の中抜き最小化について

元2ちゃんねる管理人の西村博之さんが日本ユニセフ協会大使のアグネスチャンさんに「フィリピンへの募金呼びかけにおいて(ユニセフ本部にそのまま送金しているとされている)黒柳徹子さんの振込先口座を紹介しないのはなぜか?」と公開質問を行なっていることが話題になっています。直接的には言及してないですが、ユニセフ本部に送金の際に経費を20%程度抜いている日本ユニセフ協会のオペレーションに疑問を呈していると考えられます。

20%経費を抜くのが正当かという議論は別途行なうとして、今回のフィリピンの被災地に対する募金のようにターゲットが明確な場合は自分の募金が途中で可能な限り抜かれることなく、自分が意図した目的に使われて欲しいと思うのは当然でしょう。もちろん、「日本ユニセフ協会が広報活動などで経費を使うのは当然、だから20%抜かれてもOK」と考える人が日本ユニセフ協会に募金してもそれは否定しません。

情報通信技術的な観点から言えば、送金は物理的なモノが動くわけではなく情報のやり取りだけで完結しますから最も効率化しやすい領域です。日本国内の組織→本部→現地みたいに段階を経る必要はなく、現地に直接送金するのは技術的には全然可能です。

もちろん、普通の銀行で送金すると数千円程度の手数料がかかってしまいます。1000円募金するのに4000円の手数料払っていたらしょうがないですね。しかし、現在であれば、PayPal等の手数料が安価な手段が使えてもおかしくありません。

実際、フィリピン赤十字のサイトを見るとオンラインでの寄付の方法がいくつか載っています。PayPal経由で募金しようかと思いましたが、日本からの寄付金支払はサポートされないとのエラーメッセージが出ます。まあ、金融法からみなんでしょう。一方、Ushareというフィリピン赤十字のサブサイトからだと、募金のターゲットを明確に指定してPayPalあるいは直接クレカで募金できます。クレカで募金したら”Issuing Bank”の入力欄があって(銀行系のカードではないので)ちょっと困りましたが口座引落としの銀行名を入れれば大丈夫でした。

フィリピン赤十字が必要以上の中抜きを行なっていないことは保証できませんが、少なくとも日本の組織→本部→現地と金が回っていくよりは効率的ではないかと思います。

追記: 少なくとも日本国内宛義援金は100%被災地に届けているとの情報が日本赤十字のウェブサイトに載っていました。

追記: Yahoo! Japanのネット募金がYahoo! の負担により寄付金を倍にしてフィリピン赤十字社に送金してくれるようなのでこちらの方が良かったですね(ふなっしーの壁紙ももらえるようですし)。こちらからも募金しました。

カテゴリー: IT パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です