#今回は、知財ともITとも全然関係ない週末ネタです。
花粉、今年はそんなでもないとは言えやはりつらいです。自分の場合、特に鼻ですね。ということで、鼻の花粉アレルギー対策として自分が使っていて、日本ではあまりポピュラーでないものをご紹介します。
1.ネティ・ポット
ポンプ式の鼻洗浄器はありますが、やり過ぎると鼻の粘膜を痛めるリスクがあります。自分はネティ・ポット(Neti Pot)というヨガで使われる鼻洗浄法をだいぶ前からやっています。小型のやかん状の器具に人肌のお湯と塩を入れて片方の鼻から流してもう片方から出します。水の重量だけで洗浄するのでポンプ式とは異なり粘膜を痛めません。米国の医師の中では安全であるというのが一応の結論です。ただし、雑菌の繁殖を防ぐために湯冷ましのお湯を使用することが推奨されています。
このネティ・ポットはアメリカのWalgreenで買ったものですが、似たようなものは日本のAmazonでも売っています。専用粉は日本では売ってないみたいですが、成分は食塩と重曹です。
やり方のビデオはYouTubeにいくつかアップされています。
絵的にはちょっとかっこ悪いですが人に見せるわけではないので関係ないですね。なお、終了後はしっかり鼻をかんでおかないと後になって垂れてきて厳しいことになります。
自分の場合は、これで朝一で鼻を洗ってから「花粉鼻でブロック」を塗ってマスクをすると、終日問題ありません。できるだけアレルギー薬は飲みたくないので重宝しています。
なお、人によっては耳にお湯が回ったりしてよろしくないこともあるらしいので、やる方はあくまで自己責任でお願いします。
2.ユーカリ精油
要するにホールズキャンディのスースー成分の素です。オーストラリアだとどこの薬局でも売っています。写真は5年ほど前にオーストラリアに行ったときに買ったもの(それほど量を使わないので持ちます)。
マスクをする時にはこのユーカリオイルを1滴垂らしておくと鼻がすっきりします(くれぐれも垂らしすぎないよう、目が死にます)。
もうひとつ、花粉症や風邪で鼻づまりが非常に厳しい時の対策として、オーストラリアで一般的な民間療法を紹介します。写真のプラスチック容器にお湯を入れてユーカリオイルを数滴垂らします。そして、ノズルに鼻を当ててユーカリオイルの混じった蒸気を鼻から吸います。かなりすっきりしますが、これもユーカリオイルを入れすぎると死にそうになります。
3.鼻保湿ジェル
花粉症とは直接関係ないんですが、あまり日本ではみない鼻間連グッズをついでにご紹介します。保湿成分(アロエ)が入った鼻の中に塗るためのジェルです(なお、salineとは生理的食塩水のことで神経ガスのsarinではないのでびっくりしないよう)。「花粉鼻でブロック」のようなワセリン状のものではなく、もっと緩いジェルです。風邪で鼻が乾いてる時にも有効なんですが、国際線の飛行機や海外のホテルなどの異常に乾燥した状態で寝る時に就寝前に鼻の中に塗っておくと、起きた時にめちゃくちゃ楽です。なお、絵的には鼻水が垂れたようになりますので昼間の使用はあまりお勧めできません。
上記のNeti Pot用粉パックと共に自分が海外出張に行くと必ず買っておくもののひとつです。