Google Glassに代表されるメガネ型ウェアラブル端末は、日本では「スマートグラス」と総称されてていると思います。
しかし、英語で”smart glass”というと、会社の会議室や飛行機の窓などで使われている、外部からの電圧によって遮光性を調節できるガラス(別名、”switchable glass”)という意味での用法が定着しています(参考Wikipediaエントリー)。
メガネ型ウエアラブル端末という意味の言葉としては”smart glasses”あるいは”smart eyewear”という言い方が見られます。ただし、Googleの製品名はあくまでもGoogle GlassであってGoogle Glassesではありません(語呂の問題なのでしょうか、それともディスプレイが1個しかないからなのでしょうか?)。
日本語だとメガネの場合は「スマートグラス」で、窓の場合は「スマートガラス」なので混同は生じないのですが、英語に直した場合には、しばらく混乱が続きそうな気がします。
追記:雑談ついでに書いておくと、10年くらい前、サンマイクロシステムズのアナリストイベントに行ったときにCTOのグレッグパパドポロス氏がディナーのスピーチで「ウェアラブルデバイスの最右翼はメガネ型デバイスだ。サンは大変有利な位置にある。なぜなら商品名をSun Glassにできるからだ」と言って笑いを取ってましたが、それもかなわぬ夢となってしまいました…