商標とは商品やサービスの出所を表わす名称やマークのことです。商標登録を行なうことでその商標を自社の商品やサービスに独占的に使用できるようになり、他人による類似名称の商品やサービスの提供を禁止できます。
言うまでもなく今日のビジネスではブランドがきわめて重要になっています。同じような商品やサービスを提供していても高いブランドイメージを持った企業は大きな優位性を獲得できます。商標はそのようなブランドを守るための強力な手段です。
特にネット系のサービスではアイデアは他人に容易に模倣されてしまいます。覚えやすく親しみやすい商標を選択し、商標登録しておくことで他社との差別化維持に貢献できます。
商標関連業務においてはお客様に以下の利点を提供します。
- 合理的で明快な料金体系: 無駄を排したオペレーションにより小規模事業者やスタートアップ企業のお客様にも利用しやすい料金を提供します。また、発生し得る費用を事前に明確にお客様に説明します。
- 迅速なサービス提供: お急ぎの案件については当日の出願も可能です。
- 経験豊富な弁理士によるサポート: 海外案件を含めて経験豊富な弁理士がプロフェッショナルとしてのサポートを提供します。
- IT分野においては特別なご支援を提供: 適切な商標戦略には法律の知識だけではなく業界の取引実情に関する知識も重要です。テックバイザーでは全分野の商標登録出願代理を行なっていますが、特に、IT分野の商標であればネーミングの妥当性等、商標戦略に関するアドバイスも提供します。
- 外国出願への対応: マドリッドプロトコルによる国際登録出願、および、中国、台湾、香港等の現地代理人との提携による外国出願に対応します。手頃な料金の代理人との連携により外国出願においても合理的料金を提供します。
商標登録出願のための費用は特許庁に支払う料金(印紙代)と代理人への手数料(報酬)に分かれます。手数料は、調査、出願、審査段階(中間処理)、登録時に発生します。費用の比較は初期コストだけではなく総額で見ることが重要です。
テックバイザーの料金体系には以下の特徴があります
- 業界標準より安価な料金体系: 日本弁理士会の弁理士報酬調査によれば1区分の商標出願に要する事務手数料の最頻値は6万円~8万円です。テックバイザーは手数料総額20,000円からの料金体系となっています。
- 単純な事務作業は無料で提供: 出願代理をご依頼いだいたお客様に対しては簡単な書類提出や転送業務は無料で提供しています。
- テッククバイザーにおける料金の典型例(商標(1区分)の出願):
出願時印紙代12,000円+出願時手数料20,000円+簡易調査料金\5,000+登録時印紙代(5年分)16,400円+登録時手数料5,000円、つまり、総額58,400円で商標登録が可能です。また、簡単な中間処理は無料で提供しています)。
料金の詳細についてはお問い合わせ下さい。
商標法では登録が認められない商標のタイプが列挙されています。典型的なものとしては普通名称、慣用名称、既に出願されている商標と同一・類似の商標、他人の著名な略称と同一の商標、他人の業務と混同を生じさせる商標などがあります。たとえば、(木村拓哉氏の了承がない限り)「キムタク」という商標、水に対して「ウォーター」という商標を登録することはできません。
すなわち、常識的に考えて特定の人(企業)に独占させるべきではない商標は登録できません。微妙なケースについてはご相談ください。
なお、特許とは異なり商標には新規性の要件はありませんので、既に自社で使用している商標であっても登録出願することは可能です。ただし、日本の商標制度は先願主義であるため商標登録の必要性が生じた場合には基本的にできるだけ早く出願することをお勧めします。
出願されたい商標(名称、ロゴマーク)とどのような商品・サービスで使用されたいかを明記の上、メールまたはCONTACTフォームにてお問い合わせください。メールによる初回相談は無料です。弁理士法の規定および職業倫理にしたがいお客様に関する情報の機密保持は厳守します。
商標制度および弊事務所に関するFAQはこちら(PDF)
業界で普通名称化している商標や他人が創作したキャラクター名等を関係ない個人が勝手に出願するケースが見られます。通常は特許庁の審査で拒絶されるはずですが、万一登録されてしまうと異議申立や無効審判請求のために余分な費用も時間もかかります。商標が登録される前であれば特許庁に情報提供を行なうことができます(確実に登録を阻止できるわけではありませんが審査官が提供された情報を考慮してくれます)。テックバイザーでは10,000円からという手頃な料金で特許庁への情報提供を代理しています。
また、外国、特に中国において、日本の地名やキャラクター名等を勝手に出願するケースも見られます。これを防止する最善策は先に出願してしまうことです。テックバイザーでは中国特許事務所との提携により中国への直接出願、および、マドリッドプロトコル経由による国際商標出願サービスをご提供しています。